最期まで自分らしく輝いて生きたい

山形県高齢者福祉生活協同組合

山形高齢協の概要

 1999年(平成11年)7月4日に山形県高齢者福祉生活協同組合(以下「山形高齢協」と略)は創立されました。
 山形高齢協は、鶴岡市、酒田市、新庄市、山形市、米沢市で地域福祉事業所を運営し、組合員数は2250名超、出資金は5,300万円を超えました。(毎月50万円を超える積立増資結集があります。)年間供給高は約2億5,000万円です。各地域で「地域運営委員会」が組織されており、高齢者の「福祉づくり・地域に役立つ仕事おこし・生きがいづくり」の三本柱の活動を推進しています。

計画的に楽しい健康づくりを

 鶴岡の「てくてくウォーク」、酒田の「るんるんウォーキング」、新庄の農菜園、予防体操、施設慰問小旅行、山形の「ちょこっとウォーク」、高齢協杯ペタンク大会、地域映写会、米沢の「おきらく会」は、組合員が年間計画を立て、自主的活動にとりくんでいます。毎月、例会を開き散策、芋煮会などを継続して開催しています。こうした取り組みは、組合員を広げる活動と結びついた取り組みとなっています。

住宅型有料老人ホーム・デイサービスセンターみどり

地域の居場所・サロンづくりを目指して

デイサービスセンターみどり

 2011年5月、鶴岡市に高齢者住宅(有料老人ホーム7室14名)と通所介護施設(利用人員20人)を開設しました。現在住宅への入居者は7室に11名(内個室利用者2名)とデイサービスは一日最大18名であります。デイ利用は地域での獲得競争が激しく大変ですが、包括支援センターの協力も頂き、一日も早く計画を達成する取り組みをつよめています。

1.建設に至る経過について

 人口約13万人の鶴岡市は施設待ちの高齢者が1,200名を超えており、地域運営委員会や組合員より「高齢協で何とか出来ないか」という相談が持ち込まれていました。そんな中、地域で開業していた整形外科医院より「新築移転をする計画なのでその跡地を介護事業で活用できないか」という相談がありました。高齢協は入居待機者の数や現在運営している高齢者住宅「樫」の入居者にデイサービス利用によりADLを高めること、さらに介護保険の活用を自前の組織で行うために検討に入りました。
 検討結果、庄内まちづくり協同組合をはじめ地域の協同組合と連携しながら、高齢者が安心して住み暮らすことが出来る地域づくりをめざし、事業の具体化に着手しました。

2.事業計画について

 以上の経過を受け「高齢者住宅・デイサービスセンターみどり」建設計画は
(1)高齢者住宅(住宅型有料老人ホーム)は7室で最大14名の入居。
(2)通所介護(デイサービス)は当面1単位20名、将来的には受け入れ拡大も可能な面積。
(3)介護保険制度の動向を見ながら、お泊りの出来るデイサービスについても検討する。
(4)居宅介護支援事業所を併設し、認定の手続きや介護に関するあらゆる相談を受ける。
(5)協同事業として、施設の一部を使い健康づくりや助け合い、生きがいづくり等の活動を行う。
(6)整形外科医師による健康・体力づくりや講話活動など連携をすすめる。
以上の事業計画を立て、既存施設を改修し2011年1月末に着工し3月末に竣工とする。

3.事業の着手について

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みどり七夕の会

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みどり誕生会マジックショー

 

 常務理事会及び理事会で事業を行うことを決定し、2010年12月に開催した臨時総代会では全員の合意を得て事業を行うことを決定しました。
 決定を受け行政や社会福祉協議会への計画説明と建設する地域への挨拶、これはコミ二ティセンター役員のはからいで各町内会の役員を一同に招集してもらい説明を行い、あわせて建設する町内会には3度の説明会を実施し賛同を得ることができました。このように地域への説明を重視した背景には、友好関係にある社会福祉法人が、隣接して自立支援法に基づく障がい者の就労施設をつくり、事業でコラボレーションを行うことを確認していたことにあります。
 今の山形県高齢協の力量から見ても相当額の投資をする事業となります。建設に必要な資金については100名を超える組合員より出資金と組合債(長寿債)で3,650万円の協力を得ることができました。
 東日本大震災の影響を受け開設は1ヶ月遅れました。内覧会には近隣の住民を中心に270名を越す人々が見学に来てくれ、切実な要求であることと期待の大きさに職員一同改めて決意を固めました。
 人生の大先輩の諸氏が、住み慣れた地域で、持っている沢山の知識と経験で自分らしく毎日を過ごし、「その人らしい生活」を送っていただく事を大切にして職員一同奮闘しています。

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みどり夏祭り

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みどりクリスマス会

共同住宅「樫(かし)」「まごころ」

 山形高齢協では、施設入所を希望しても、待機者が多くて入所できない状況をふまえ、鶴岡市で「樫」、米沢市で「まごころ」の共同住宅を運営しています。
 「樫」は2005年(平成17年)4月に居室8室で開所、2007年(平成19年)に3室を増設し11室で有料老人ホームとして運営しています。職員は9名が対応し、「樫」の2階が「ヘルパーステーション海老島」になっています。「樫」では、食事は温かいものを提供し、カロリー計算され、麺類も提供され残食ゼロと大変喜ばれています。現在、入居者さんの希望を取り入れてメニューの幅を広げたり、共に行事食を作ったりするなど、楽しみを一緒に見つける活動を大切にしています。
 「まごころ」は2004年(平成16年)10月に立ち上げられた有料老人ホーム。入居者数は7名で、1階に4名、2階に3名(自力歩行可能者)が入居しており、職員体制は5名(24時間対応)。「介護付き」ではないため、訪問介護は外部のサービスを利用する形態をとっています。

広範な社会連帯活動

 山形高齢協は、地元の消費生協、医療生協、社会福祉法人山形虹の会や親和会、県生協連合会との連携を大切にしています。鶴岡市で「第4回高齢者集会」を共同開催し、約200名が参加。青森県で開催された第25回日本高齢者大会に78名が参加、山形高齢協から20名が参加しました。また、「高齢協九条を守る会」も結成され、宮城県仙台市の荒町商店街の平和七夕の見学会などを開催してきました。

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2011年11月27日 石巻・渡波 仮設住宅支援

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2011年11月27日 石巻・渡波 支援会場

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2012年4月21日 女川 被災体験を聞く

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2012年4月21日 東松島ひびき仮設集会所にて


 2011年3月11日に東日本一帯が千年に一度の大震災、津波におそわれ、また福島では福島原発の事故による放射能汚染問題が起き大きな社会問題、国のあり方が問われる事故となりました。山形高齢協は、東日本震災支援を高齢協らしい「身体ケアー」と被災者の声や願いを聞く「傾聴」活動を中心に避難所・仮設住宅・介護施設に1ヶ月に一度の被災地支援活動を行ってきました。

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