最期まで自分らしく輝いて生きたい

和歌山高齢者生活協同組合

麦の郷」の活動の中で設立

麦の郷 社会福祉法人一麦会 「麦の郷」和歌山高齢協は、社会福祉法人一麦会「麦の郷」の活動の中から生まれてきました。
 麦の郷は30年以上前、6畳一間の一室で知的障害者の共同作業所から始まりました。活動は、障害者・家族との出会いの中で「ほっとけやん」(放っておけない)として市民、関係者が立ち上がり、行政・民間団体との協働ですすめられました。こうした活動は昨年、映画『ふるさとをください』(脚本:ジェームス三木・きょうされん30周年記念映画)の製作・上映につながりました。
 現在は、身体・知的・精神障害者、さらに高齢障害者や障害乳幼児の早期療養行う総合体に発展しています。授産施設、福祉工場、生活支援施設、障害乳幼児の発達支援施設、また、不登校やひきこもりの青年問題から高齢者施設など、和歌山市周辺に20箇所以上の多様な施設が展開されています。

10周年を組合員数2,000名で

 和歌山高齢協は、障害者の親が高齢化する中で、「高齢者の協同組織も必要」との声から立上り、09年度には創立10周年を迎えました。
 和歌山高齢協の組合員数は08年3月末が1,683名でした。10周年を2,000名の組合員で迎えたいと、08年10月から「組合員加入キャンペーン」にとりくみました。役員、介護事業所、生きがい事業のスタッフたちが一丸となって、昨年末には2,000名の組合員数を達成しました。

すすむ高齢者住宅のとりくみ

 和歌山高齢協の介護・福祉は、「ケアセンターおたっしゃ倶楽部」として、ホームヘルプ、デイサービス、ケアプラン、高齢者共同住宅を中心に12の事業所が高齢者・障害者の支援を行っています。
和歌山も介護事業所での慢性的な人員不足が深刻化しています。このため、人材難をパートで働く組合員のスキルアップで補ってきました。
高齢者支援の活動が広がる中、和歌山高齢協では、高齢者専用対応型共同住宅「かみとんだおたっしゃ館」を昨年7月、共同出資により田辺市に開所しました。政府の医療費抑制策に伴い、療養病床が削減されようとしている中、要介護者の「住まい」の受け皿づくりにとりくんでいます。
 「かみとんだおたっしゃ館」は、要介護者(軽度の認知症も含む)で、家庭介護が困難な方々に賃貸し、介護は、和歌山高齢協の「おたっしゃ倶楽部田辺事業所」が実施しています。また、医療機関とも連携し、夜間も宿直者が待機し24時間ケアを提供しています。
 居室はワンルームマンションタイプ(10畳)で、キッチン、トイレ、エアコン、給湯設備、クローゼット、小型冷蔵庫、ナースコールを完備しています。家賃は月1万円(!)、共益費月2万円、食事代月3万円となっており、入居にあたり20万円の敷金を入居者は支払います。
 現在、和歌山高齢協は、和歌山市でも共同住宅を設立しようと検討勉強会を開しています。

「市民農園」をオープン!

市民農園 金谷市民農園2007年から、和歌山高齢協は、休耕地で草刈と開拓を続け、2008年9月には「金谷市民農園」をオープンしました。市民農園は、小面積の農地を利用して、野菜や花を育てるための農園のことで、耕作希望者が増えているため国で法律を制定・改定したことにより可能となったもの。
 「金谷市民農園」は、和歌山市金谷にお住まいの農家の方から無償で土地を借り、法律で定める手続きを経てスタートしました。
 農園の貸出期間は、4月から翌年3月までの1年間。料金は年間5,000円、貸出す広さは15m2、貸出区画は15区画です。和歌山県には、眠っている農地がたくさんあり、和歌山高齢協は、次の「開拓」にもチャレンジしようとしています。

営繕事業部の活動広がる

 和歌山高齢協では、介護事業所ではできない、ちょっとした生活の「困った」を助けるお助け隊として「営繕事業部」が生きがい事業の一環として活動を続けています。毎日のように仕事の依頼があり、十数名のメンバーが走り回っています。
 2008年11月には、海南市で医療生協と連携し「海南営繕事業部?海南お助け隊?」が発足、和歌山市では「わかやま営繕事業部女性部結い」が発足しました。『草刈は男性へ、ガーデニングは女性部へ!粗大ごみの片付けは男性へ、掃除、整理整頓は女性部へ!』と題してメンバーを募集しPR活動しています。

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