最期まで自分らしく輝いて生きたい

ささえあいコミュニティ生活協同組合新潟

全国で35番目の高齢協

 2006年2月、新潟県に全国35番目の高齢者協同組合が誕生しました。組織の性格・目的を表そうと、みんなで考えた名称は「ささえあいコミュニティ生活協同組合新潟」(以下「新潟高齢協」と略)。県内初の福祉型生活協同組合法人となりました。
 加入申込みの際に組合員から記入してもらったアンケートには、それぞれの夢や希望、思いがあふれていました。

やってみたいこと
庭木の剪定
陶器づくり
死ぬまで施設に入らず、自宅で安心して死ねるネットワークづくり
人生の終わりまでに実現してみたい夢
世界一周の船旅
どんなことでも支え合える近所づくり
広大な自然の中で演奏会・合唱を
などなど・・・。

 2010年3月末現在の組合員数は567名となりました。

新潟市で初の「小規模多機能型居宅介護事業所」を開設

nationwide-niigata-01 「ささえ愛あわやま」新潟高齢協の地域福祉事業所「ささえ愛あわやま」は、06年に改定された介護保険法に基づく「小規模多機能型居宅介護事業所」として新潟市で最初に指定を受けました。それまで、訪問介護、通所介護、ショートステイ(泊まり)を別々の事業所(介護員)で行っていたものを同一事業所(顔なじみの介護員)の一貫した丁寧な介護サービスを提供する中で、要介護の利用者さんの表情が穏やかになり、状態も改善され、調理に参加するなど成果を上げ、利用者さん、家族の方々から大変喜ばれました。 昨年には、第2の小規模多機能型居宅介護事業所として「ささえ愛きたかみ」を同じく新潟市内に開設しました。来年度には、3ケ所目の小規模多機能型居宅介護事業所を立ち上げることも決めています。
 この他、デイサービス事業として「ささえ愛ゆあほーむ」「ささえ愛こしん」、重度障害児・者の入所施設として「千草の舎」を開設しています。「千草の舎」は35年前、1人の主婦によって開設され、新潟高齢協に合流してきた施設です。来年4月から、障害者自立支援法に基づく事業を開始する予定です。

地域の支え合いを大切にした活動

 新潟高齢協は、介護保険事業を中心としながらも、介護保険ではできない生活支援、講演会、落語会、旅行など生活全般にわたる活動を組合員と共につくり上げることを大切にしています。生活支援は、高齢者の仕事おこしの一環として行っています。
 新潟高齢協設立と共に、組合員が「まちの駅」を立上げ、たまり場、しゃべり場などの拠点として活用してきました。また、今年には「葡萄の木」がオープンぶどうし、本部事務所も移転しました(写真・右)。「葡萄の木」は組合員のフリースペース(自由空間)となっており、歌、なつかし映画鑑賞会、語学教室、パソコン教室、サークル活動の拠点として活用されています。また、朝市ならぬ「夕市」で手作り菓子や有機野菜の販売も予定しています。併設された「ギャラリー」では、組合員の絵や書、絵手紙、刺しゅうほか手作り作品も展示できます。そして、一人親世帯等経済的理由で塾・家庭教師を利用できない子どもを対象に「寺子屋ささえ愛」を併設しています。

全国協同集会の開催地として

 2008年11月22、23日には、全国協同集会「いま『協同』を拓く2008全国集会」が開催され、新潟高齢協は、実行委員会の事務局を務めました。JA新潟中央会が協賛し、地元の市町村、マスコミの多くが後援団体となりました。 新潟高齢協の専務理事・高見優さんは「私たちが地域活動を進めるとき、各地のさまざまな協同の実践例を通して、どうすれば世代を超えて支えたり支えられたりできるのか、地域の活性化や健康福祉のまちづくりをどのようにして実現すればよいのか、きっとそれらのヒントが得られ、多くの高齢協のみなさんの今後の事業・活動の参考にしていくことができると確信している」と力強く抱負を語っています。

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